2003-01-13 120187 [長年日記]

添付ファイル

添付ファイルの作成部分についてです。添付ファイルに関してはmultipart/mixedにして添付しますが、もともとのメッセージがマルチパートだった場合には、Content-Typeがmultipart/mixedだった場合にはその後ろにくっつける形で、それ以外のmultipartの場合には入れ子にします。たとえば、元々がmultipart/alternativeだった場合には、multipart/mixedの下にmultipart/alternativeと添付ファイル(群)がぶら下がる形になります。

添付ファイルのContent-Type

添付ファイルのContent-Typeは拡張子をみてレジストリから探し出してきますが、今までと同様、text/*の場合にはapplication/octet-streamにします。これは、多くの場合レジストリのエントリにcharsetパラメータがついていないこと、一部のSMTPサーバがtext/*だと中のエンコーディングを書き換えてしまうことに対処するためです。

エディタ部分

添付ファイルをつけてテストしていたら、エディタ部分のパフォーマンスの悪さが気になってきたので(小さいメールを書いているくらいだと気にならないんですが、添付ファイルをRawModeで展開するとすごい遅いのです^^;)、パフォーマンスアップを先にやってしまうことにしましょう。

今は仮実装として、何か変更があるたびに文書全体の折り返し処理をしたり再描画をしたりするようにしてあるので、その辺をいじれば2.1.xと同じくらいにはなるはず。。

エディタの積み残し

エディタ部分の積み残しは、クリッカブルURLとヘッダの強調表示とルーラくらいでしょうか。これも一緒にやってしまいたいところですね。今回はクリッカブルURLのカラーハイライトも実装したいところです。もちろん、今と同じように選択範囲をURLとしてジャンプという機能も残します(この機能を持っているのは結構少ないでね。自動判定が完全でなかったり、折り返されてしまったりするので、自分で選択できるのは結構便利だと思うのですが)。


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