大反響の?*1coLinuxですが、試しに入れてみました。参考にさせてもらったのは、
などなど。
インストーラが付いているので、普通にインストールするとWindows側のネットワークドライバなども入れてくれて楽々です。ただし、そのままだとホスト側のPCとしか繋がらないので、ホスト側の外と繋がっているインターフェイスでネット接続共有を有効にしておきます(ルータ化したほうが後々楽かも)。インストールしたら、default.colinux.xmlの中のパスを編集して、colinux-daemon.exeで起動します。起動したら、/etc/network/interfacesを編集してIPアドレスなどを設定します。
auto lo eth0 iface lo inet loopback iface eth0 inet static address 192.168.0.2 gateway 192.168.0.1 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.0.255
さらに、/etc/resolv.confを編集してDNSサーバのIPアドレスを設定したら、
/etc/init.d/networking restart
でネットワークを再起動します。
あとは、aptでシステムをアップデートして、sshを入れてsshdをスタートさせればホスト側からsshで繋げられます。
colinux-daemon.exeを起動したときに表示されるコンソールでキャレットが表示されないので、ファイルを編集するのがちと大変でしたが、sshが繋がってしまえば後は普通に使えました。ちなみに、そのコンソールを終了させて、colinux-console-nt.exeを使うと幸せな感じです。
追記:
colinux-daemon -t nt
とやって起動すると、NTのコンソールが起動されます。コンソールが要らなければ、
colinux-daemon -d
ですね。
ネットワーク共有をしたりルータ化するよりもブリッジにしてしまった方が面倒がなさそうです。Windows側のTAPインターフェイスとLAN側のインターフェイスをWindows XPのブリッジ接続で繋いで、coLinux側にサブネット内の空いているIPアドレスを設定したところうまくいったようです。
DHCPでも問題ないようです。apt-get install pumpでpumpをインストールして、/etc/network/interfacesを以下のようにします。
auto lo eth0 iface lo inet loopback iface eth0 inet dhcp
ついでに、/etc/hostsに以下も記述。
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
デフォルトだとタイムゾーンなどがおかしいので、/etc/default/rcSのUTC=yesをUTC=noに変更し(ハードウェアクロックがローカルタイムの場合)、以下のようにしてタイムゾーンを指定します。
# cd /etc # rm localtime # ln -s /usr/share/zoneinfo/Japan localtime
追記: tzconfigで設定できるようです。
スワップパーティションの作り方。
まず、ホスト側のcygwinで以下のようにしてファイルを作成します。
dd if=/dev/zero of=swap.img bs=1M count=128
default.colinux.xmlを編集してブロックデバイスとして登録します。
<block_device index="1" path="\DosDevices\d:\colinux\swap.img" enabled="true"> </block_device>
coLinuxをブートして、スワップとして認識させます。
# mkswap /dev/cobd1 # swapon /dev/cobd1
後は、/etc/fstabを編集しておきます。
/dev/cobd1 none swap defaults 0 0
*1 自宅サーバ話が盛り上がっているだけという話も^^;