2004-05-27 [長年日記]

[Q3] ドラフト

BTS:132のエディットビューを閉じずにドラフトとして保存する方法を考えていたのですが、そもそも今のドラフトはいまいちな気がしてきました。今のドラフトは、ドラフト用のフォルダに入れる事と、ドラフトフラグを立てること以外は送信と変わりません。でも、自動折り返しはしないほうが良いとか、署名はまだ入れないほうが良いとか、添付ファイルはまだ取り込まないほうがいい(これは微妙?)とか色々変えたほうが良さそうな気がするところが結構あります。

それはともかく、エディットビューを閉じずにドラフトを保存するのは、IMAP4でリモートにドラフトフォルダを置いている場合にはうまくできそうもない気がします。UIDPLUSをサポートしているサーバなら、UID APPENDを使えばできなくもなさそうですが、UIDPLUSをサポートしているサーバはあまり見たことがないですね*1

courier-imapをアップデート

新しいバージョンはUIDPLUSもサポートしているということなのでアップデートしてみることにしました。元々、woodyで入るものだと、日本語での検索が使えないなど不便なところもありましたし。

例によってbackports.orgのエントリをsources.listに追加してapt-get update; apt-get dist-upgradeでアップデートしました(apt-get upgradeだとkept backされちゃいました)。設定はdiffを見ながら反映していたのですが、MAXPERIPを書き換えて/etc/init.d/courier-imapd-ssl restartしても4本目のセッションで弾かれてしまうので、しばらく悩んでしまいました。結局、restartだとだめで、stopしてからstartすればOKでした。

UIDPLUSも使えそうですし、日本語での検索も問題ありませんでした。それとは関係ないですが、Outboxに入れるとサーバ側で勝手に送信してくれる機能なんていうのも追加されているんですね。

*1  尤も使っているIMAP4サーバも古いのですが

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# H.Aoyama (2004-05-27 20:10)

courier-imap ですが,capability で UIDPLUS って名乗っているので対応しているっぽいです.多分 V3.0.2 を使ってるはず.
そういえば,メールで飛んでいた2点(再編集とインラインでの引用)ですが,両方とも利用していまして,前者はマクロにて削除する・しないを聞く方法での対応を,後者は昔の Template を取っておいて(^^ゞ,create_forwardByOldWay.template みたいな(名前はともかく)形で利用することで対応してました.
ご参考まで.

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