2004-11-06 [長年日記]

[HG] クラッシュ

通っているスクールのホームエリアでの初飛びの日でした。朝から絶好調の風が吹いていたので早速離陸して、山沿いにリッジソアリングの仕方などを教えてもらいながら飛んで、ランディングの風下で8の字を書いて高度処理。後は降りるだけという段で、誘導の無線の指示に従っていたところ、目の前に電線が…仕方がないので、引き込んで200度くらいターンして逆側の田圃に降ろそうとしたものの、高度が低すぎてスピードが十分でなかったために片側の翼が失速してしまい、そのままぐるっと回って田圃の中に刺さってしまいました。

幸い擦り傷一つなかったのですが、機体は右のアップライトが折れ、左のアップライトが曲がり、アップライト自体を機体に固定しているネジも折れて飛んでいってしまいました。ただ、セールは無事でスパーも折れていなかったのでそれほどダメージはなさそうな感じ。

昼の風がいまいち良くない時間帯を使って、機体はあっという間に元通り。インストラクターの機体からアップライトとそのほかの部品を拝借して直し、スパーは一度抜いてダメージを確認し、細かい部分をチェックして終了。さすがメーカーです。

普通は一度クラッシュしたらその日はおしまいという話なのですが、誘導と合わなかったのが悔しかったのか夕方からもう一本飛んでしまいました。

原因を分析すると、

  • 私が狙っていたのはランディングの真ん中だったのでファイナルに入る高度はぴったりだと思っていた
  • インストラクターはそれよりも手前を狙っていたので少し高めだと思っていた
  • 無線に雑音が入って聞き取りにくかった
  • インストラクターは少しだけ高度を落とそうとして、ちょっとだけ右に振る感覚で右にターンと言った
  • 私は素直に普通に右ターンした

という感じでしょうか。その後でも、明らかに電線を越えられないのがわかっていたのにインストラクターの指示を一瞬待ってしまったのですが、それがなければもう少し引き込んでターンできたのではないかとか色々考えられるのですが、結論としては自分が判断した通りに飛ぶのが良いという感じでしょうか。特に自分の判断とインストラクターの指示が異なる場合には、低空では自分の判断を信じた方が良いのではないかと。もしくは最初から自分では全く判断せずに言われたままに飛ぶというのもありですが、こっちは面白くないので却下^^;。

ちなみにポケットに入れていた携帯の液晶も後で見たら割れていました。入れていなかったら割れることもなかったのか、代わりに骨が折れていたのかは謎です。

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