2006-02-28 [長年日記]

[Q3] 添付ファイルを削除した後の表示

QMAIL3で添付ファイルを削除すると、MIMEパートの構成は変えずにコンテンツ(本文)部分だけを削除します。そして、削除した印をヘッダに入れておきます。このとき、このメッセージを表示すると見た目がほとんど削除していないメッセージと変わりません。これではわかりにくいので何とかしたいところです。

要件としては、

  • 本文を書き換えるのは気持ちが悪いので避けたい
  • 削除した添付ファイルの名前はどこかに残しておきたい

といったところでしょうか。案としては、

  1. ヘッダビューの添付ファイル部分の背景色を変える
  2. 表示するときに本文の最後に削除された旨を文章で入れる

あたりを考えてみました。

ちなみに、QMAIL2では削除時に本文を書き換えていたのですが、メール本文を書き換えるだけでも気持ちが悪い上に、メッセージが削除したときのロケールに依存してしまっていてさらに気持ちが悪いです。で、代わりに表示するときだけメッセージを挿入するというのが(2)です。ただ、微妙に気持ちが悪いのはそのままです。

(1)はいいかなと思ったのですが、実際にやってみたらうまくいきませんでした。というのは、添付ファイルが削除されている場合には添付ファイル表示用のリストビューを無効にしているのですが、無効にしていると背景色の変更が無視されてしまうのです。

しかし、よくよく考えると無効にしてしまっているために、大量に添付ファイルがあった場合にスクロールができないなどの問題があります。そもそも無効にしたのは、DnDやコンテキストメニューを無効にしたかったためなので、それだけを無視するようにするようにして、コントロール自体は有効にしたままで背景色を変えれば良いかも。

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