qs-mlも引っ越しました。
fmlからmailmanに移行するときには、mailmanの設定した後で、fmlのスプールをmboxに変換してからアーカイブを生成します。fmlのスプールをmboxに変換するには、nmhのpackfが使えます*1。~/Mail/inboxにスプールのメールを全て入れて、peekfすればmbox形式のファイルができるので、これをmailmanのスプール(/var/lib/mailman/archives/private/mlname.mbox/mlname.mbox)に移動します。オーナーとパーミッションの設定も忘れずに。後は、
/var/lib/mailman/bin/arch --wipe mlname
で、HTMLのアーカイブが更新できます。
シーケンス番号を更新するには、
/var/lib/mailman/bin/withlist mlname
としてmailman用のコンソールを起動して、
m.Lock() m.post_id = 12345 m.Save()
とすればOKです。次にポストしたメールの番号が12345になります。
*1 debianだとnmhパッケージを入れて、/usr/bin/mh/install-mhをしてから、/usr/bin/mh/packfを使います
/etc/postfix/main.cfに以下を追加します。
relayhost = mail.example.com smtp_sasl_auth_enable = yes smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/sasl/client_password
/etc/postfix/sasl/client_passwordをこんな感じで作成します。
mail.example.com username:password
mail.example.comはリレー先のSMTPサーバのホスト名です。
これを、
sudo postmap /etc/postfix/sasl/client_password
として、client_password.dbを作成します。後は、Postfixを再起動します。
Postfix+SMTP-AUTHでメールをプロバイダに中継が参考になります。