というわけで、--status-fdと--command-fdを使ってパスワードの問い合わせを行うようにしました。複数の鍵を使っている場合にはどの鍵のパスワードを尋ねられているのかがわかるようになりました。また、複数の鍵を使っている場合に、匿名で暗号化されたメッセージを復号するときにそれらの鍵のパスワードが別でも処理できます。ついでに、この方法だとパスワードを間違っても3回まで尋ねられるようです。
さらに、暗号化するとき、Bccにアドレスが指定されてたり、ToやCcにグループアドレスが使われた場合に、それらのアドレスがFrom, Sender, Reply-Toのいずれにも現れなかったら匿名で暗号化するようにしました。
これらはGnuPGを使っている場合のみ有効でpgp.exeを使っている場合には今までと同様に動作するはずです。pgp.exeのサポートは様子を見て外すかもしれません。