■ [HG] 176本目

崩れた冬型で、北西っぽいけれど風が弱く南にもなりそうな雰囲気。

午前中は曇っていて、昼ごろからようやく晴れだすものの、風はフォロー。一時半過ぎまで待って、ようやく風が止まったのを見て順番にテイクオフ。先にテイクオフした機体はどんどん上がっていきますが、最初のサーマルでいまいち乗り切れず、回している機体の下を狙って隣のサーマルへ。なんだかうまく絡めず200mをきってしまいますが、ようやくうまくあたって徐々に上がり始め、山頂を越えたあたりからいい上がりになっていって、南に流されながら一気に1800mまで。

そこから難台を超えて南東方向に真家あたりまで5kmほどグライドして雲の下へ。そこでもいい上がりで1700mまで上がったので足尾方面へ。7kmしかないのに向かい風が強いのとシンクが結構強くて足尾のランディング上空で400mくらいまで下がってしまいました。降りる機体を観察して風向きを確認までしましたが、弱いサーマルにヒットしてじわじわ回し、パラと一緒にいくつか乗り換えながら400mから500mの間を上がったり下がったりしながら20分ほど粘るとようやく上がって800mまで。このあたりは南風っぽく北に流されていきます。これでどうにか帰れると思って北に2kmほど行ったところ、いいサーマルにヒット。

北西風と南西風のコンバージェンスになっているようで、回しているだけで北に流されながら、+5m/s以上のすごい勢いで上がり続け、ほぼ雲低の2400mまで上昇。雲に吸われているような感じだったので、雲低ぎりぎりまで上げるのはやめて移動開始。

ここからもう一度南下して筑波山に行くかどうか迷いましたが、様子を伺うと南の方はあまり上がっているようにも見えず、しかもだんだん北風が押してきているのを見ると、行きは南風で向かい風、帰りは北風で向かい風ということになりそうなので諦めて北へ。

雨引あたりまで北西に進んでから、今度は東に向かって裏のゴルフ場あたりを探り、もう一度盆地内を南下してぐるっと回ってランディングへ。

降りてから考えると、もっと大きく動けたとか、足尾に向かうときにもう一本北のラインを使えばコンバージェンスのラインに乗って移動できて高度が落ちずに済んだとか、色々考えることはありますが、それは次回ということで。

滞空時間:1時間55分 獲得高度:2050m