2004-01-21 [長年日記]

[SVN] Subversionをソースからビルド

以前のバージョンはwoody用のパッケージが公開されていたのですが、最近アップデートされていない(そもそもunstable用もアップデートされていない)ので、ソースからビルドすることにしてみました。素直にやるといまいちうまくいかなかった(BerkeleyDBとリンクしたapr-utilがないと言われて、クライアントのみのビルドになってしまう)のでやり方をメモしておきます。本当はこんなことをしなくてもよいのかもしれませんけど。

まず、BerkeleyDB-4.2.52をダウンロードし、インストールします。

tar zxf db-4.2.52.tar.gz
cd db-4.2.52
./configure
make
make install

それから、Subversionのソースをダウンロードして展開します。

tar zxf subversion-0.36.0.tar.gz
cd subversion-0.36.0

先にaprとapr-utilをビルドしてインストールしてしまいます。

cd apr
./configure
make
make install
cd ../apr-util
./configure --with-berkeley-db=/usr/local/BerkeleyDB.4.2
make
make install

そして、/etc/ld.so.confをアップデートしてldconfigします。

echo /usr/local/apr/lib >> /etc/ld.so.conf
echo /usr/local/BerkeleyDB.4.2 >> /etc/ld.so.conf
ldconfig

それからSubversion本体をビルドしてインストールします。

./configure --with-berkeley-db=/usr/local/BerkeleyDB.4.2
make
make install

make installしたり、ldconfigするときなどはrootになる必要があります。

ClearType + Lucida Sans Unicode

昔からLucida Sans Unicodeの字形が結構好きで、QMAILのリストビューなどのプロポーショナルフォント部分に使っていました。Windows XPでClearTypeを有効にしてもMS Pゴシックなどのフォントでサイズが小さいときにはアルファベット部分にもClearTypeが効かないようですが、Lucida Sans Unicodeだと効くようです。

いい感じなので、ブラウザのプロポーショナルフォントの指定もLucida Sans Unicodeにしてみたところこれもいい感じです。調子に乗ってメニューなどもやってみたらどうもいまいち^^;。

[SVN] Subversion 0.36

0.32あたりからアップデートしてみたところ、svn+sshでのチェックアウトが速くなっていますね。

ちなみに、1.0は2/23にスケジュールされたようです。

Mozilla 1.6

なんとなくMozillaでも使ってみようかなと思ってインストールしてみました。

そのままだとタブが使いにくいのでタブブラウザ拡張を入れ、マウスジェスチャを使えるようにするためにoptimozを入れ、googlebarを入れたらおおよそいつもと変わらない感じで使えるようになりました*1

Sleipnirの検索バーはページ内検索がいまいちで、いつもIEで直にGoogleツールバーを使っていたので、そういう意味では使いやすくなったかも知れません。でも、微妙に動作が違うので慣れまでは違和感がありそうです。

*1  ちなみにいつもはSleipnirを使っています

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
# Rinko (2004-01-21 12:57)

MozillaもいいけどSleipnirも捨てがたし、私が使う範囲ではキーボード操作で殆ど操作できるSleipnirはなかなかのものかなト<br>他にも優れもの色々ありますけど

# Satoshi Nakamura (2004-01-21 17:47)

実は単にいつもと違うものを使ってみたかっただけともいいます^^;。あとはIEコンポーネントを使っているソフトの場合、CSS周りがおかしくてちゃんと見えないことがあるのが難点ですね。もっとも、オンラインバンキングなどだとMozillaに対応していないところがあったりしてそれもそれで困るんですけど。


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