QsMLでもそうですが日本のMLの結構多くがSubjectに通し番号を入れています。海外のMLでそうしているのは見たことがないですね。
Subjectに通し番号が入っているとそのMLからのメールを一つのフォルダに入れておくとなんだか整理されている気がして気持ちが良いものです。しかしMLヘの投稿から派生して直接やりとりされたメールや、MLで扱っている内容に関する直接やり取りしているメールなどの行き場が失われてしまっているんじゃないかと思うわけです。純粋に情報の整理という観点からするとMLのメールだろうが直接のやり取りだろうが同じフォルダに入れておけばいいのですが、Subjectに通し番号が入っていると、それが入っていないメールを同じフォルダに入れるのにものすごく抵抗があります。かくして行き場を失ったメールが別のフォルダに振り分けられたりするわけです。
かくいう私もQMAIL関係の話はQsMLや直接のメールやこのページのツッコミなどでくるわけですが、QsMLのメールは一つのフォルダに、直接のメールは別のフォルダに、ツッコミは別のフォルダに分けてしまっています。でも後で探すときにはどの経路で来たかは覚えてないので、見た目の綺麗さ以外に振り分けているメリットがほとんどないという有様です。仮にMLのSubjectに通し番号が入っていなかったらごちゃ混ぜに入れて置くことに対する心理的な障壁は結構下がるんじゃないかと自分でも思います。
MLからのメールと直のメールを別のフォルダに振り分けて整理した気になっているのは、書類の整理をする時に内容を無視して紙のサイズで整理しているのと同じくらい無意味な気がするわけです(そこまでひどくはないか)。
日本ではMLから配信されたメールの返信はMLへというのが基本なのに対して、海外のMLだとToが直接でCcがMLだったり直接メールのやり取りをして最後に引用がMLに投稿されたりと結構フレキシブルなのは、通し番号のせいだというのはちょっと言い過ぎ?
というようなことを、このツッコミを読んで考えてしまいました。
確かに個人宛メールと、自分と関係のある話題をしているメーリングリスト中のメールを別のフォルダに分ける意味はあまりないかも。ただそう考えると、メールのヘッダをベースに自動で振り分けるってことの限界っていうことなのかしらと思ったり。
なんかそうして色々と考えていくと、検索ベースっていうのはいいのかもなあと思ったり。あとはInboxを整理したい気持ちと戦うと(笑)
所詮ヘッダで振り分けるのは形式上の整頓ということになってしまうのかも。
内容で振り分けようとしても、ひとつのメールに複数の話題が入っていて、どのフォルダに振り分けるか悩むくらいだったら最初から全部同じフォルダに入れておけということなんでしょうか。
でも、見た目を整えたい欲求と戦うのは難しいですな^^;